TAKA&YUJI, 就職

【タカ】パイロット志願者へ。必見!

パイロットになる為には…。
必要な事は?どんな人が向いてるの?
自社養成?航空大学校?…自費?
じゃあ訓練校はどこがいいの?
アメリカ?オーストラリア?ニュージーランド?etc.

最近よく安西副操縦士、【タカ】&【ユージ】に寄せられる質問達です。

わたくし、タカが体験談を交えて代わりにお答えしましょう。長文ですが、パイロットを目指す人達のお助け、励みになればと思い書きました。お付き合いください。

まずは高校、大学で何をすればいいか的な質問。
実は私、父がエアラインパイロットでした。
父の背中は見ていたものの、勉強はそっちのけで学生時代はサッカー部に所属し、いわゆるサッカー漬けの毎日。親に「お前は学校に何しに行ってるんだ!」とよく怒られました(笑)
朝練して、授業中は寝て、早弁食べて、昼飯も食べて、夕方は部活の繰り返し。
成績は1クラス40人近くいる中で30位くらい。
ただ英語は少し好きで、多少やったつもりです。あくまで多少です。
数学系が極端に成績が悪く、数学と言うかもはや算数のレベルでした。
なので、自然と大学は文系を狙いましたが…高校3年の夏まで部活をし受験は落ちに落ちて、滑り止めの滑り止めの大学の法学部に行くことにしました。
ちなみに私の相棒の【ユージ】は、スポーツ推薦で大学付属の強豪高校に進学した為、彼は人生の中で受験勉強してません(笑)
大学時代は社会を知ろうと、接客のバイトに励みました!
徐々にパイロットになる事も視野に入れて、英語も少しずつ勉強し始めました。
まぁ声を大にして言いたいのは、お勉強、大学の学部はどこでも関係ありません!
英語を伸ばしたいなら英文科でも
理数系が得意なら理工系でも、
法学部しか受からなければ法学部でも(笑)
学生の時にしかできない事を沢山してください。部活やスポーツは心身を健康にしますので、オススメします。
私はサッカーを通して、目標の為に継続した努力を続ける事により、夢が現実になる事、また仲間と協力して一つになる事の大切さなどお勉強だけじゃできない貴重な経験をする事ができました。
この経験はパイロットになる過程、特に訓練中において、とても活かされたと思います。
また私のアルバイトは居酒屋でしたが、パイロットはマルチタスクや瞬間的な記憶力を求められる時もあります。
私は両手が塞がってる状態でお客様に沢山注文されても、意地でも覚えてやる!(笑)ってな気持ちでバイトでもどこがでパイロットという仕事を目指す上で仕事を結びつけて働いてました。結構鍛えられます(笑)
なので、あらゆる手を使ってもいいので、まずパイロットという仕事を理解して、その為に何ができるかをぼんやりとでいいので思い、考えながら、学生時代を過ごす事をお勧めします。また飛行機だけにとらわれずに、老若男女問わず色々な人との出会いを大切にして、人間としての幅、つまり視野を広げて
「バランスの取れた人格形成」がとってもとっても大事です。
あとは挨拶や礼儀など、人として基本的なとこも、特にアルバイトでは。パイロットの社会は結構体育会系なので、挨拶とかできない人はそれだけで「なんだあいつは?」と思われがちです。余計なとこでマイナス評価にならないようなリスクマネージメントも大事です。
パイロットは人格も含め、一生技量を評価される仕事なので…。
あと、個人的には気配りとかよくできる人は向いてると思います。
要は相手(キャプテンや計器)が何を求めてるか瞬時に判断して適切な行動または言動をとれる能力。
具体的には必要な時に必要な量の舵で操縦する、キャプテンが何を求めてるか察して行動または進言できる人。悪く言うとご機嫌トリがうまいって事かもしれませんが…我々はサラリーマン。。個人的にあまりこういうの好きではないですが、いいコックピットの雰囲気を作るにはそれも手段の一つ。我々も精進していきます。

自費を選択する人へ。
自社養成や航大に行ければベストですが、まだ道はあります。
でもその前にやらなきゃいけない事があります。
自社養成の採用試験のどこで落ちてしまったのか、敗因は何かを探るの事が必要かと思います。
面接なのか、適性検査なのか、はたまた英語なのか。
ちゃんとしっかり準備したのか…努力すべき事は全てしたのか…など。
ま、僕も敗退した身なので偉そうな事は言えないですが、自分を見直す事大事だと思います。
僕は訓練中、自分の大雑把で自分に甘い性格のせいで苦労しました。
性格って中々変えられないので、そういった所にも目を向けてこれから日常生活から変えられるとこは変えて直していく…。
訓練は上手く行くことも、上手く行かない事もあります。
たまたまだったのか、必然的にそうなったのか、理由を探る事はこれから先もとても大切です。

あとは、言葉悪いですが、平たく言ってしまうとそれらの採用試験に落ちるって事はどこかでやはりパイロットになる素養が現時点ではないって事になるので、(採用試験官の見る目がない事も⁈(笑))パイロットの素養や適性って何だろう?とか考えて、常に上を目指して努力する事が大切だと思います。
努力し続ける事も適性の一つ!

海外訓練先ですが、我々が訓練をしてたときとだいぶ状況が異なっていますので具体的な訓練校はわかりませんが、学科がしっかりしている国がいいと思います。
そして重視していただきたいのは初期訓練、即ち海外訓練です。皆さんここのフェーズをさっさと終わらせようとします。が、ここのフェーズの充実度で後の訓練の進捗が大きく変わってきます。日本の書き換えのみならず、会社での副操縦士昇格訓練をも左右します。きっと機長昇格も。
初期フェーズは操縦は勿論、「訓練に対する姿勢」、「勉強の仕方」、「パイロットとしての考え方」を学ぶ場です。パイロットの訓練でのお勉強はいわゆる受験勉強とは違います。
ここの基礎を疎かにするとまず、日本の書き換えで苦労します。
どうなるか。追加訓練が生じ、訓練費がかさみます。
海外訓練費の方が安いので、あっという間に予算をオーバーします。
語弊がありますが、免許なんて多少努力すれば誰でもだいたいは取れます。童話うさぎとカメじゃないですが、免許を取ることだけを目標にしてる人と免許なんか取れて当たり前、免許+αの知識や技量を習得しようとしてる人とでは、その後の伸びが全然違います。
また教官は何もかも1から10まで教えてはくれません。
分からない事は考えて、調べる、同期に聞く、それでも分からなければ教官に聞く。
色々なリソースを使いつつも、教官をうまく使い、なおかつ肉食系でいるべきです。
受け身な姿勢では絶対パイロットにはなれません。

また日本の免許も揃えていざ、就活!をする時のライバルは航大生なり大学で免許を取ってきた人たちです。その人たちに勝つためには、初期訓練を疎かにしてはならないのです。

一度この道に入ったら、出口の見えないトンネルを走り続けることになります。だからこそポジティブに、底抜けに明るく前も向いてください。
俺がパイロットになれないわけないだろうというくらいの気持ちも必要です。
それと、反対する人もいるかもしれません。そういう人の言うことには耳を貸さず、応援してくれる人を大切に信念を貫いてください。

タカ


2014-07-23 | Posted in TAKA&YUJI, 就職9 Comments » 

コメント9件

 JUN | 2014.07.23 19:04

タカ様、こんにちは。

熱い熱い言葉にとても感銘を受けました。自分に足りないことは何なのか、見極めることも大切なのですね。
自分のやっていることが正しいのか、正しくないのか、わからなくなることもあります。日常生活で「これはパイロットに必要だろう」と思って実行していても、実はあまり関係のないことだったり。笑
私は就職活動をしてきて、そして次に航大。ダメだった場合でも(このダメだった場合の代替選択も、っていうのもパイロットの考え方だと信じていますが、)自費で決して諦めない。となったときに自費をも今は見つめて自分のやるべきことを捻り出しています。人に負けないくらいたくさんの知識を集め、実際にラインで飛ばされている方に会い、フライトスクールの説明会に顔を出し、航空と関係なくても自分をよりよくするために社会人の方とお会いし、考えをぶつけあったりしていて、も、まだ不十分だと思いますが、それだけをしてきた自分でも「これさえあれば」パイロットになれる(少し短絡的ですが)ような考え方、軸を見つけてはおらず、本当に沢山の信念が必要な職業だとよくわかります。だからこそ、タカ様が今回書かれた文章はとても長く、少しでもそれを表現しようとされているのがよくわかります。自分が目指すステキなパイロット(実はこの人!という方がいますが)になるべく、再度熟読して自分に必要なことをひねり出せたらなぁ、と思います。自分みたいなカッチカチな人間にパイロットは向いているのかどうかわかりませんが、やるとこまでやってやろう!と思います。

 まっしゅ | 2014.07.25 22:38

こんにちは。
自分たちパイロット志望者にパイロットを目指す際の「極意」のようなものをなんとか伝えようとしてくださって、ありがとうございます。
『数学が苦手だけど英語は割りとしっかりやってる文系』という高校時代のタカさんの姿が今の自分と重なりました。(数学どうにかしなくては。。。)
なんなら5教科の点数を開示しようかとも思いましたw
私は現在「国際研究部」という部活に在籍していて、その名の通り異文化交流や国際問題を解決する方法を調べたり考えたりしている部活にいます。こういうのもあってか、大学は国際系の学部で国際関係学を学びたいなと思っています。こんな部活のお陰で対人スキルも我ながら磨かれて、現状に満足することがなくなったので「人間としての幅」という面では、現状は間違ってないのではないかと思っています。
しかし、頑固者で自分に甘い(自覚あり)性格の私に果たして適性があるのかどうか、不安な要素もあります。
そういった足りない面も冷静に集中しつつ、常に前を向いて明るく進んで行きたいと思います。

 鷹山 | 2014.08.02 19:02

JUN様

こんにちは。稚拙な長文を読んで頂きありがとうございます。
なかなか少ない言葉でパイロットになる為の真髄を語るのは難しくて…。。
少しでも伝わったのなら、とても光栄です。
これからもよろしくお願いします、そして夢に邁進してください!

まっしゅ様

こんにちは。
長く稚拙な文章なのに、ありがとうございます。
いわゆるお勉強は関係ありませんので、ご安心を!
色々な事にチャレンジして、いわゆる人間力を高めていってください!
自ずと結果もついてくるはずです!

空でお待ちしてます!

 EK | 2014.09.09 7:50

こんにちは。

私も自社養成、航空大学校敗退して、いまは某日系エアラインの総合職で働いています。

働きながら自社養成の試験に再度チャレンジしてきましたが、受からない。遅いのかもしれませんが自費での取得をようやく本気で考え始めた、そんな段階です。今年25歳になります。

自費となると、誰もが資金面での問題に直面すると思うのですが、タカ様はどのように工面されたのでしょうか。
お忙しいとは思いますが、お返事頂ければ幸いです。

よろしくお願い致します。

EK

 匿名 | 2014.09.10 14:44

大手自社養成落ちてる時点で不要な人間。
LCCで飛んでて楽しいのか甚だ疑問。
自己顕示欲をこういう場で満足することで、自身の妬みを解消しようと自慰行為に励む不愉快なサイトですね。

 ミー | 2014.09.11 1:21

あら?
不要な方などこの世にはいらっしゃいませんよ?
本当に空を愛する方々にとっては、こう言っては失礼ですがどちらの会社であってもよろしいのでは?空を飛ぶことができるのであれば。

心ゆくまで飛んで、それから様々な選択肢としてキャリアアップなり、チャレンジなり、また新たな自分の可能性を探し求めて行くことにより知らない世界を知っていく。

貴方様には妬みとして映りますか?
こちらのサイトが?
だとすれば、もっと世界に目を向けられることをおすすめ致します。

色々な人種の方が世界にはいらっしゃいます。
そこには色々な考え方が存在し、意見が存在することでしょう。
こちらのサイトを不愉快だと仰るのも貴方という個人の一つの意見。
でもそこを上手く折り合いをつけながら人間は生きているのです。
時にはわかり合えなくて悲しい争いが起きてしまうこともありますが、、、。

尊重しあい、共存共栄することの素晴らしさを是非感じてみて下さい。
貴方のその肌で。

そして匿名での攻撃的なご意見ではなく、ちゃんと名乗られて人の心に共感を響かせることのできるご意見を貴方様が改めて仰ったとき、きっと皆さん耳を傾けて賛同されるはずですよ。

まだまだ先の長い人生。
人から反感をかう生き方より、人に信頼される生き方の方が人生きっと素晴らしいですよ。

生意気を申しましたが、わたくしは貴方を応援致します。

安西様、鷹山様
失礼致しました。

 flyingtony | 2014.09.11 2:10

LCCでもジェネアビでも飛ぶことは楽しいと思うけどな〜
けど確かにパイロットって自己顕示欲が他の職業より強いですよね、特に日本では。

ところで「大手自社養成落ちてる時点で不要な人間。」の”大手”ってどこのエアラインのこと?

 鷹山 | 2014.09.21 0:34

EK様
こんにちは。
恥ずかしい限りですが、私は親に借りました。FOにチェックアウトしてからずっと毎月返しております。
色んな人がいますが数年社会人をされてお金を貯めて訓練される方もいます。
まだ20代ですよね?決して遅くはないと思います!
また何かあれば、是非!

 鷹山 | 2014.09.21 0:38

ミー様
僕の代わりに熱いコメントありがとうございます(笑)
感謝です。
飛ぶのはどんな飛行機でも楽しいです、本当に。

flyingtony様
こんにちは。
飛ぶのは会社や機種に関係無く楽しいと私も思います。

大手…にっぽんの大手様でしょうか?(笑)

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