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【ユージ】ここが変だよ、JCAB Part.2

2015年8月25日 >

どうもこんばんは。
カスカスカスカス カースガ!です。
じゃなくて、ユージです。

ご無沙汰しております。

ここ最近は北は北千住から南は南千住まで全国津々浦々を飛び回っておりというかブログネタがなかったのでというかめんどくさかったので書いてませんでした。

ごめんなさい。

んで、自分から台風の目に飛び込んでいくのはあまり好きじゃないんですけど、目に余る報道をネットで見かけたのでタカに乗っかって書いてみようかなーと。

丘珠の胴体着陸の続きですけど、この胴体着陸、最初はイレギュラー運航として処理しようとしてたみたいです。
ただ、以前鹿児島空港で航空大学校の訓練生が同様の胴体着陸をした時も、神戸空港で双発機が同様の胴体着陸をした時も、事故認定しておりさすがにマズイと思ったのか(どうかはわかりませんが)事故認定したようです。

そのままイレギュラー運航にしていたら騒ごうかと思いました。
パイロットミーティングで笑
というか、一度イレギュラー運航と言った時点で身内を庇おうとする姿勢が伺えます。

そしてある記事で発見した大臣殿の発言、これには呆れました。

太田昭宏国土交通相は8月21日の閣議後会見で、札幌市の丘珠空港で19日に起きた小型機の胴体着陸事故について「操縦士免許を取るための試験飛行で、試験官が危ないと指摘したらその時点で不合格になる。ぎりぎりの特殊な状況にあった」と述べた。

危ないと指摘したらその時点で不合格になる。
試験とはそういうもの。みんなそのプレッシャーに耐え試験や審査に臨んでいます。試験では大抵、訓練では想定したことのなかった状況にも遭遇しますが何とか乗り切る訳です。乗り切れなければ不合格になるのは当たり前のこと。
ぎりぎりの特殊な状況でもなければ胴体着陸をした言い訳にもならない。
身内を庇おうとするのもいい加減にしていただきたい。

副操縦士の操縦実施には進入が不安定な場合何feetでTake Overしろと規程に定められています。
この規程の大元の運航規程は、航空運送事業を行う場合に定め大臣の認可を受けなければなりません。
要は航空局がチェックするってことです。
私の友人が新規LCCでこれらの内容を局と調整してましたがかなり大変なようです。
合理的におかしい点は勿論直さなければなりませんが、そうではなく局の担当者の趣味趣向が大分入るようで。
カンパニーポリシーなるものを相当求めてくるそうです。
私個人としては、飛行機を安全に運航するのにカンパニー毎に異なるポリシーがそこまで必要なのかと思っていました。
国として、ポリシーをしっかり持ちそれを航空会社に反映させる。おかしい点は航空会社同士で意見し合い、国として安全を高めていく。
しかし実態は、各社のポリシーに丸投げです。

一企業にはこれを求めているのに天下の航空局にTake Overの基準がなかった、なんてことがあったら怒りますよ。パイロットミーティングで笑
まぁなかったんでしょうね、JCABポリシーが。

仮に機長認定審査において物凄いハードランディングをしそうで、査察がTake Overせずお客様が負傷した場合この人たち(航空局)は何と言うのか。
「機長になるための審査飛行で、査察が危ないと指摘したらその時点で不合格になる。落ちたら機長になれない可哀想で、ぎりぎりの特殊な状況にあった。から操縦を取りませんでした。」

なーんてことを航空会社が言ったら、あなた方の得意技、必殺『激怒』を繰り出してくるんでしょーね笑

さあ皆さん、愚痴から発展させて大いに議論しましょ。
他人の誹謗中傷はしないなどの、小学生でも分かる基本的なマナーは守りつつね。

イレギュラー運航やインシデント、事故などの違いはこちらをご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/koku/15_bf_000029.html



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