昔、パイロットを丁度めざしていたころだったか。
仲良くなった機長の方がこんなことを言っていた。
「パイロットと地上職は永遠にわかりあえない」
その時はどういう意味かわからなかったし気にもとめなかったが
今ならその意味がよくわかる。
なるほど、、、わかり合える気がしない。
その最大の理由は、多分金。いや、十中八九金。そして待遇。
同じ社員なのに、若いコパイがタクシー出社したり自分の倍給料もらったりしてるの見てれば、そりゃ納得もいかないでしょう。最近は景気悪いおかげて、昔みたいな高待遇は消えつつあるけど、それでもやっぱり差はある。
これって結構特殊なのかな。同じ会社で同じ年齢なのに、待遇にかなりの差があるってのはほかの業界でもよくある話なのだろうか。
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これからもパイロットでいる限り、このネタで嫌な想いをすることがあるんだろうなー、と思う。でもまぁ仕方ない。ここまで来るために、結果を出してきたから今の自分がいるのだ。そのことに自信と誇りをコッソリ持って、日々のフライトに責任を持つ。それでいいんだろうし、それしかできん。
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わかりあえない
2012年10月13日 >