ANZAI, 日記

カナダ機事故 要因は金星?!

またありえない事故が!!
しかし、実際に起こったという事は、これもやはり
いつ誰の身に起きてもおかしくないということです。
過去の事故について勉強すると、そんなミスするか?!
という内容のものがけっこうあります。
それでもそれは起こったのです。
気象条件、健康状態、精神状態など様々な条件が重なって
あり得ないようなミスを誘発していまうのです。
こういうのを、事象のチェーンとかスイスチーズモデルと
言う事があります。小さいミスや穴がつながってしまうと
大きなミスや事故につながるということです。
ANKの副操縦士がドアのスイッチとラダートリムを間違えて
操作した事により起こった130度バンク事件。
誰もがみな口を揃えて『ありえない!!』
それでもやはり、それがどんなに馬鹿げた理由で起きた事故だとしても
我々パイロットは、「明日は我が身」を肝に銘じて
その事故を精査し、明日のフライトの安全運航に活かすという姿勢が
求められるのだと思います。
金星を飛行機と間違えるなんてありえんのか、、、?
という疑念を必死に消し去りながら。
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2012-04-19 | Posted in ANZAI, 日記2 Comments » 

コメント2件

 匿名 | 2012.04.19 1:24

金星と輸送機と間違うなんて傍からみると、考えられないと思いますが、飛行機は時速1000kmで飛んでますから瞬時に判断したことをすぐ実行しないといけないという心理から起こったインシデントなんですかね?
危機管理の本でおすすめの書籍ってありますか?

 安西 | 2012.04.19 16:50

コメントありがとうございます。
私の予想ですが、一番の理由は疲労ではないかと考えます。
この飛行機はTCASを搭載していたはずです。IFRで飛んでいるパイロットが衝突防止を回避する際は、このTCASの警報に従います。ニュースによるとTCASのアラートは発生していなかったようです。よって、疲労と眠気で意識がしっかりしていなかった影響で、金星を飛行機と誤認し、アラートがなっていないにも関わらず操作していまったのではないでしょうか。
危機管理というのは、パイロット個人としての危機管理ということでしょうか、もしくは航空会社組織全体としての危機管理でしょうか?前者であれば、過去の航空事故を纏めたものが役に立つかもしれません。過去の事故の教訓を自分のフライトに活かすということは、危機管理にとして大切な事ではないでしょうか。amazonで沢山の種類が販売されています。航空局のHPでも過去の事故に関するページを閲覧できたと思います。
後者であれば、、、すいません、ちょっとわかりません><

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