パイロットが使っているチャートを見てみよう。
空港名をクリックしてね。
まずは世界一の呼び声が高い韓国の仁川空港。
仁川
素晴らしい!
世界中の空港全てをまわったわけではないですが、これほどまでに整然とした空港は
他にはないのではないでしょうか。
将来的には左側にもう一本滑走路を追加するらしいです。
お次は上海。
上海
こちらも素晴らしい。
図の右側を見ると、既に4本目の滑走路が建設中であることがわかります。
国際空港ってのはこうでなければいけません。
それでは、我らが成田、、、いってみますか。。。
成田
どどーん。
ね?しょぼいっしょ?しかも門限付き。
どっかその辺の地方の空港かと思っちゃう。関空のほうが100倍立派。
騒音問題を背負ったまま、VS羽田との戦いを繰り広げている空港と
国策として海外と戦うために作られた空港。その歴然たる差たるや、、、
まぁ、確かに成田の歴史ってなそりゃ壮絶なもんですよ。
抗議活動なんてレベルじゃない。もう完全なるテロ。
だから、安易に成田の批判はできないと思うわけです。
でもね、先に進まなきゃいけないわけでしょ、我々は。
こんなんじゃ、過激派に惨殺された警官だって成仏できない。
そりゃ後から来た中国や韓国が日本より立派な空港を作れるのは当たり前だけど
事実、隣に素晴らしい空港があるならば、なんとか対抗しなきゃいけないわけですよ。
成田はハッキリせにゃいかん。
国際空港としての地位を確立したいのならば
①門限の撤廃
②C Taxiway(マーカーの部分)の滑走路化
③B RWY(短い滑走路)の延長
を急いで実現しないと、とてもじゃないけど隣国の空港と戦うなんて土台無理だって、
チャートをチラ見しただけでもわかる。
それが無理なら、ハブは羽田に譲る!
で、LCCと貨物の専用空港としての地位を確立すればいいと思うんだが、、、。
騒音問題と地元経済。二兎を追うものはなんとやら、、、ですよ。
ところが羽田にも問題が!
羽田には4000m級の長い滑走路がないんです。
地形上、新たに建設するのも難しいとか。
しかも、国内線も乗り入れているのでめちゃくちゃ混んででこれ以上は無理だとか。
ふーむ、どうなる日本の航空行政。
チャートを見てみよう
2013年3月29日 >