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年収1200万 LCC足りぬ人材

2014年5月25日 >

年収1200万 LCC足りぬ人材という記事。
ピーチやバニラのパイロット不足の件で最近この手の記事が多いですね。確かに、今後数年(数十年?)にわたってパイロット不足が続く可能性は高いでしょうから、既にパイロットとして活躍している方、事業用のライセンスを丁度取り終えた方はいい時代の波に乗っていけそうな気配です。これからライセンスを取る方も間に合うかもしれませんね。

ちなみに、大手の年収が1900万でLCCが1200万とのことですがこれは平均値なんでしょう。ANAであれば機長は確実に2000万を越えますし、LCCの機長でも教官や査察操縦士になれば1500万に達します。逆に、副操縦士の給料が1000万を越える会社はそう沢山はありません。

ところで、こんな記述がありますね。

パイロットになる条件だって緩和されています。今はフライトシュミレーターを使った訓練が主流で、ライセンスを取得してから初めて実機に乗るパイロットも多い。つまり、安全と品質を蔑ろにしてまでイケイケドンドンの拡大策を推し進めてきたわけです。これでもし、重大事故が起きたら国の責任は免れません。

これはどうなんでしょう。現在のSIMは性能ハンパないですからね。SIM訓練の後は実際の有償飛行の中で経験を積んでいけばいいと思うのですが。そもそも、JCABのRequirmentなんて世界基準と比較すると、、、。まぁこのおっさんは世界の基準やらなんやら比較した上で、世界も日本もまだまだ厳しくすべきだと言ってんのかもしんないすけど。

こんな記述もありますね。

今の飛行機はたとえ着陸前にトラブルがあっても自動制御が働くほど性能がいい

こういう書き方されるからパイロットという職業が誤解されるんじゃなかろうか。これはおそらくCAT3の際のFail Operational Landing Systemのことを言っているのだと思います。が、これを使わなければ着陸できない状況よりは、自動着陸ができずにパイロットがマニュアルで着陸しなければならない状況の方が圧倒的に多いと思います。

まぁ、別にいいんですけどね。
とにかくパイロットが足りないんですって。



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