ANZAI, 日記

最短距離

シカゴやNYに行くとき、なんで飛行機って遠回りするの?
って聞かれました。
図1
スクリーンショット 2013-05-31 22.04.34.png
確かに、ぐるっとアラスカの方に遠回りしています。
太平洋をぶっちぎって直線を引いてしまえばいいのに、って思っちゃいます。
でも、実はこれが最短距離なんです。
図1のような我々が私生活でよく見るタイプの地図はメルカトル図法と呼ばれるもので
丸い地球を解体して無理矢理一枚の平べったい紙にしたものなのです。
では、図1のマップを元通りの丸い地球に戻してみましょう。
図2
flight3.gif
A-BのGreat circleと示された線を見て下さい。
ね、ちゃんと直線で最短距離でしょ!
最短距離を考える時は、図1のようなマップではなく
丸い地球の上に直線を引っぱらないといけねいんですね〜。
ちなみに、図1上で東京からシカゴへ太平洋を横切るように直線を引いてしまうと
図2上ではグルっとまわっている線(Rhumb line)のように曲がってしまいます。
多分。


2013-06-10 | Posted in ANZAI, 日記7 Comments » 

コメント7件

 コマ | 2013.06.10 16:42

こんにちは、いつも興味深く拝見しております。
私も同業者でして、ブログの内容に思わずうなずくことが多いです、特にキャプテンの話題になると尚更…
安西様は、成田をベースに仕事されているご様子、もしかしたらATCですれ違っているかもしれませんね。いつか実際に酒でも呑みながら、仕事の事や転職!?の事など、ざっくばらんにお話してみたいです。
安全運航でお互いに頑張りましょう!
失礼いたします。

 安西 | 2013.06.10 16:59

コマ様
コメントいただきありがとうございます。
おそらく日本中のコパイが機長との関係にフラストレーションを感じているのでしょうね^^仕方の無い事ですが。。。
きっと成田ですれ違っている事もあると思います。
安全第一!頑張っていきましょう!

 コマ | 2013.06.10 17:14

さっそくの返信ありがとうございます。
以前に比べると、変なキャプテンも減ったとは聞きますが、まだまだ油断できませんね(笑)
今はひところほどではないですが、私のいる会社からも、機長・コパイ関係なく、海外への流出が止まらなかった時期がありましたが、海外他社で見られるのは、技術よりもCRMスキル+当然ながら英語力だったそうです。

 のりのり | 2013.06.10 20:13

本当は、義務教育の中学の地理で習ってますよねw

 安西 | 2013.06.11 11:00

コマ様
仰る通り、英語とCRMですね。日本人機長に理不尽な説教をされたら、「お前なんか世界で通用しない」と言ってやって下さい。心の中で。我慢出来なければ外でも。。。
のりのり樣
そ、、、そうでしたっけ、、?

 ウムキ | 2013.06.12 19:51

最後の 多分 というのが安西さんらしくていいですね。
昔はこれに、東西冷戦問題やアンカレッジ給油問題
季節や日毎に変わる偏西風・・・といった省エネが
加わり先輩方を悩ませたことでしょう。

 安西 | 2013.06.12 23:48

ウムキ様
そうですね。そして、50年後くらいには、もっと効率的に太平洋を渡る時代が来るのかもしれませんね!

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