前回の続き。
問題点その2。
それは家族!
独身の方ならいいですが、妻子のある方にとってはこの問題は大きいですね。ATPLなんかより重大な問題でしょう。海外に住むというのは本当に大変です。言葉や文化が違う所で、嫁子供ははたしてうまくやっていけるのか。
最初のうちはいいでしょう。
しかし、目新しい物に一喜一憂していられるのもほんの数ヶ月。1年も経てば、奥さんがノイローゼになったり子供が学校に行きたくないと言い出したり、、、。
最初のうちはいいでしょう。
奥さんも憧れの海外生活ってなもんでうきうきしているかもしれません。が、日本と海外での「差」にいつまで耐えられるか。日本での生活のし易さは多分世界でもトップレベル。日本レベルのサービスを受けられるところなんてそうそうないでしょう。銀行ですら書類なくしたり勝手にお金引き落とされたり、、、。
アメリカやヨーロッパならまだいいかもしれません。
しかし、ビザの問題で日本人が米、EU、豪、NZ等の国でエアラインパイロットとして働くことはそう簡単に出来ません。現実的なのはアジア、中東あたりでしょう。反日感情があったり、清潔でなかったり、文化が全く異なったり。旅行では気にならないどころか、旅行を彩ってくれるものが、生活するとなるとボディーブローのように効いてきます。だからって、単身赴任なんてしたくないし、、、。
旦那はいいんです。好きな飛行機に乗って仕事してりゃいいわけですから。。。
家族の問題。
海外に行こうと思うのなら、絶対に避けられない最難関でしょう。
おいおい、安西、そんなんゆーてたらお前も海外いけんがな!!
と言われてしまいそうですが、私は行きます。多分。受かれば笑。
私のことについては、また後々^^