BLOG 日記

燃料も凍る

寒い日々が続きます。
こんな日は燃料だって凍ります。
燃料が凍る?!冗談はやめなさい!!
いえいえ、ほんとに凍ります。
成田からヨーロッパに行く際、ロシアの上空を通過しますが、この時期のロシアの上空では−65度くらいのところがあります。
で、モノにもよりますが、だいたい−45度くらいになると燃料は凍り、ヘタすりゃ大惨事。
凍ると言っても、カッチンコになるわけではないです。
さむーいさむーい所をぶっつづけで飛んでいると、−45度に迫るくらいまで燃料の温度が低下することはたまに(しばしば?)あるんです。僕は−35度あたりまでしか経験したことはありません。
そして、いよいよやばい!って状況になったらどうするかというと、主に3つの方法がありあます。
一つは「加速する」こと。だいたい6kt加速すると0.5度くらいTATが上がります。TATってのが上がると、Fuel Tempもいっしょに上がるんです。TATってなに?!ってのはまた次の機会に。
ちなみに、燃料は飛行機の翼の中にたっぷり入っています。あの薄っぺらい翼、じつは結構な量の燃料を積み込むスペースがあるんす。また、胴体の真ん中あたりのお腹の部分にも燃料タンクがあります。
もう一つは、「高度を下げる」です。一般的に、1000ft高度をさげると外気温は2度上昇します。ただ、高度を上げたほうが外気温が上がる場合もあります。その辺はアクションを起こす前によく検討しなければいけません。
三つ目は、省略!
冬はいろいろあります。
パイロットして飛んでいるときも、地上で生活しているときも、冬って色々ありますよねー。やっぱ、あったかいとこがいいなー。
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アジアの片隅に佇むマイルド社畜パイロット

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