六日には茨城で、九日にはセントレア付近で竜巻が発生しました。
竜巻に飛行機が巻き込まれたという事故はきいたことがありません。
ご存知の方いらっしゃいますか?
アメリカでは、もしかするとあるのかもしれません。
いくら大型機といえど、こんなもんに巻き込まれたらひとたまりもなし。
竜巻の姿とらえた!霞ヶ浦上空から湖面に・・・(10/07/27)
ちなみに、成田の16にアプローチする際、霞ヶ関上空は必ず通過します、、、。
竜巻の発生を予想するのは困難です。
しかし、上空に寒気が入っており強力な積雲の発達、
寒冷前線や台風の通過が予想されている時は、竜巻の発生する可能性が
少なからずあるということを理解しておかなければなりません。
そういう場合、便のキャンセル、出発時間の調整、ホールドを予想して
多めに燃料を搭載する等の措置が必要です。
大きい空港にはドップラーレーダーが設置してありますから
地上の運航支援者とのコミュニケーションも重要になるでしょう。
とにかく、大切なのは近づかないことです。強力な積雲によって発生する
悪天は竜巻だけではありません。着氷、ウインドシア、ダウンバースト等、
これまで沢山の飛行機を大事故に至らしめた自然現象の発生が予想されるのです。
しかし、成田にアプローチしている際に突然竜巻が発生し、
こっちに向かってきたら、、、そんなのイメトレのしようがないな。
とりあえず右へ左へ逃げまくるしかないのか。
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竜巻 vs 安全運航
2012年5月10日 >