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罰金制度

2013年9月2日 >

中国のとある会社ではパイロットのミスに対して罰金を課すそうです。
タクシー間違えたとか、低高度で,降下率が大きすぎたとか(※)
ちょっとしたことだと5万円。
もうちょっとひどいミスだと10万円、みたいな感じで。
だから、みんなミスしたくないので常にオートパイロットで飛んでいるんだとか。
着陸もほとんどオートランド任せなんだとか。
しかし、何度もいっているようにオートランドできない状況なんて
通常のオペレーションの中で結構あります。
オーパイ使えない状況ってのは大概いつもより難しい状況なんです。
非精密進入しなきゃいけないとか、風が強いとかね。
で、普段マニュアルでやってないパイロットが
そういう状況でマニュアルでの着陸を強いられると、アシアナみたいになるわけね。
罰金を嫌がったために伎倆が落ちて
結局最後に取り返しのつかないデカいミスを起こして人が死ぬ。自分も死ぬ。
その中国の会社の罰金制度はいつかそんな悲劇を生むのではないか。
ミスったら罰金だなんて、絶対にあってはならない文化だと思うのだが、、、。
ここまでくると、パイロットがかわいそうだな。

飛行機がどのように飛んだかというデータは
常に自動で地上のコンピュータに送信されています。
通常、そのデータは以降の安全運航の質を上げるために使われるもので
ミスったやつから罰金まきあげるためのシステムではないんですけども。。。



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