ま、前回の続きみたいなもんなんですが、10年後くらいの航空業界どうなってるかな〜
という希望的観測をたっぷり含めた予想を書いていこうと。
まず、航空会社は減ると思います。だって多すぎ。
とりあえず、大手は1社になるんじゃないかと。これはかなり大胆予想ですが、
「そんなことありえんだろ!」ってくらいの予想をしといて丁度いいと思っております。
JALかANA、いずれかが完全に潰れるってことは無いと思いますが、統合&効率化ってのはあるかもしれません。JASやANKだって統合されたわけだし、アメリカで起こってることは日本でもありえるんじゃないかと。乗員組合あたりの争いが醜いことになりそうだが笑。
ではその他の会社は?
多分、現存の会社が全て生き残るってことはないんじゃないかなーと思います。
いくつかの倒産や統合経て、結局は需要に見合った数の航空会社が残っているのでは。
新幹線やリニアだって出てくるし。どこが残るかは、、、わからん。
で、こっからが前回の続きであり大事なとこなんですが、パイロットの採用について。
大手は、自社養成を完全にストップ、若しくは縮小するんじゃないでしょうか。
だって金かかるから。自社や航大で毎年ちょびっと採用して
LCC等他社からのJET経験者を積極的に採用していく、ってスタイルになると思います。
ってか、ならないかな〜笑。
アメリカ等海外のスタイルになっていくんじゃないかと思うんだけどなー。
で、LCCは航大卒や自費取得者をどんどん採っていくってなかんじで。
そのためには、航大は少なくとも今の規模を維持すべきだな。
そうすれば、皆に大手を目指すチャンスがあるわけでしょ。
優秀だけど、運が悪くて大手に行けなかったやつなんていくらでもいるわけよ。
そういう若い人に希望をあたえるような構造って大事じゃん。
そういう人が結局エミレーツだのキャセイだの外資大手に持ってかれちゃったら
日本の航空業界の損失だと思うわけ。
一度海外に出て経験を積んだ人が戻ってきたくなるような環境って必要だと思うんだ。
そういう流れができあがればさ、局だって動くかもしれない。
例えば、FAAのATPLしか持っていない人でも、一定のPIC Timeがあれば
簡単かつ格安の審査でライセンスの書き換えを可能にするような制度を作ってくれるかも
しれないじゃないか。
ま、あれですよ。大手のパイロットって
「オレら世界でも最高レベルっす。LCCから来たやつなんてしょぼいっす」
みたいなこと言ってるオメデタイやつもいるから
最初は転職組に対する差別的なもんがあったりもするかもしれん。
が、そういうのも時間とともになくなっていって
いつかはいい環境になるんじゃないかなぁ、と。
でもって、日本から出るのも簡単だけど、経験積めば帰ってくるのも簡単!
というオープンな環境とシステムが出来上がれば
結局はそういうところに人は集まると思うんだ。
国や、国の政策に影響力を持つくらいの大手はさ
もっと若い人に希望を与えるような環境づくりに力をいれるべきよ。
日本のパイロットは、今後確実に人事流動の国際化に組み込まれていくと思うわけ。
そうなっても、海外に出た人間が「やっぱ日本だな」って帰って来てくれる
もしくは10代の若者が「オレも頑張ろう」
って思ってくれるようなシステムや環境ができればいいのに。
空のインフラの安定的な維持の為にもね。
てかそうなるよ。そうしなきゃ先行かないと思うから。
本邦LCCで経験積んだ若者が、みーんな海外大手いっちゃったらどうするよ?
困るのは誰だよ?あ?
対応せざるを得ないんだよ。生き残るには、形を変えなきゃ。
なんかイライラしてきた。何故だ笑。
いやー。10年後、このブログを読み返すの楽しみだなー。
ハズれてたら削除だな。
削除削除っと
航空業界の将来やいかに?!
2013年3月20日 >