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身体検査

2012年6月8日 >

パイロットになるためには、第一種航空身体検査に合格しなければ
なりません。これがクセモノなんです。
一度パイロットになってしまえば、若いうちにひっかかることはあまり
ないのですが、航空大学や自社の受験ではもしかするとこれが一番
難関かもしれません。
なぜなら、ものすごくグレーな試験だからです。
航空大の検査はパスしたけど自社はだめだったとか
その逆とか
去年は受かったのに今年はダメだったとか
その逆とか
身体の状態なんてそんなに大きく変わらないはずですが
とにかく色んなことが起こります。
おそらく、自分も健康だったけど他にもっと健康な人がいたり、
自分と同じくらい健康な人がいて、その人が自分より筆記試験の得点が上だった
というようなことが原因で起こるのかなと思います。
さらに、厄介なのは自助努力ではどうにもならない場合があるということ。
脳波等に先天的な問題がある場合がこれにあたると思いますが
こればかりはどうしようもありません。
心配であれば、パイロットを目指す前に病院で一度検査を受けてみるのも
いいかもしれません。ちょっと費用が高いですが、、、。
そこでokが出れば、パイロットになれる身体である事は間違いありません。
悪い所が見つかっても、それが治せるものであれば治してしまえばいいですね。
しかし、その後試験に受かるかどうかは、運によるところが結構大きいのです。

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