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飛行機のブレーキ

2012年6月24日 >


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飛行機にも当然ブレーキがあります。
あれだけの巨体を止めるブレーキとはいったい?!
まず、車のようなエンジンブレーキは存在しません。例えばオートマの車で、DからLにシフトチェンジすると、ブォ〜ンとエンジンの音が大きくなって減速しますが、飛行機にはこの手のブレーキはないのです。
エンジンとタイヤが機械的につながっていませんので。
が、車と同じように足で踏むブレーキはあります。
車の場合は右足のみですが、飛行機の場合は二つペダルがあり、両足でブレーキをかけます。
そして、飛行機特有のブレーキが二つ。
一つは、逆噴射です。これについてはご存知の方も多いのではないでしょうか。着陸直後にエンジンの出力を上げますが、推力の方向を逆向きに変える事で減速させるというもの。着陸直後にキーーーーンというケタタマしい音がするのは、この逆噴射を行っているからです。
ただ、これをやるためにはエンジンの出力を上げなければなりません。従って燃料を沢山使います。飛行機を加速させるために燃料を使うのはいいですが、減速するために使うのはなんだかもったいない気がします。しかもうるさい。よって、必要ない時は使いません。滑走路が短い空港に着陸する時や、お客さんや貨物が多く機体が重い時等、使わざるを得ないときのみ使うのです。
もう一つ、これをご存知の方はその道の人か一部のマニアの方でしょう^^
スポイラーと呼ばれるものです。
うーん、ちょっと長くなりそうなので明日書きます。
ネタを小分けにするんじゃねー!!
と、いわれそうです、、、。
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