航空業界にもこういう話はありましてね。安西さんも見聞きしましたそんなヤツ。定年を63歳(だったかな?)で迎えて、65歳までの残りの2年は給料半分、みたいな。ところがある機長はLCCから今までと同じ年収オファーされてあっさり転職。うん、至極当たり前の判断ですな。
てゆうかね、パイロットが足りないって中学生でも知ってる今の現状で、そんな賃金タリフいまだに適用してる会社があることが信じられない。そんなナンセンスなことやっててよく株式会社名乗れるなって。しかもその機長チェッカーだったからね。
マネージメントにはマネージメントの考え方があるだぁ?
ふざけんな。犬もくわねーそんなもん。需要と供給なんだよ。本読めよ。
で、ヤフコメの住人さん曰く。
「この判例でますます会社は基本給の上昇を抑えるようになるね」
「この判決で、定年後に再雇用しようとする会社が減ってしまったら本末転倒」
「これでは60歳定年で再雇用をしなくなる会社が増えるよ。中小企業は尚更だ」
これってつまり、若者の給料あがるような判決を御上にはしてもらいたいし、定年後再雇用してくれる会社になくなってもらっては困る、自分の力じゃどうにもできない、国や組織に頼らなきゃ生きてけない、そういうことだよね。
そういう時代って、とっくに終わったって聞いたけど、そうじゃないの?政府ガーーーとか組織ガーーーとか、そんなこと言ってる場合じゃないってだいぶ前から共通認識のハズなんだけど、日本はそうじゃないのかい。
むしろ日本こそが、日本の若い人こそがそういう認識でなきゃダメだと思うんだが。俺の言ってる事、別にフツーだと思うんだけど。
不安なんだろ?日本の将来とやらが。
来るんだろ?例の格差社会が。
じゃあ、準備しないとね。
国も組織も、もうホントに守ってくれないかもよ。
利用はすべきだけど、頼るのはもう、、、。
知らんけど。
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