令和3年度の航空大学の募集要項が出てるんですけど、未だに郵送で出願せにゃあかんあたりがお役所感満載ですねw
今受ける?しばらく様子見る?
さて、大学2年生あたりの方はもしかするとこう思っているかもしれません。
今は航空業界厳しいから、受験するのもう少し遅らせようかな...
うーん、まぁ僕なら今年受けちゃいますね。
今から3年後あたりに卒業できれば、だいぶ状況が変わって丁度いいカンジなんじゃないでしょうか。
米国の主要エアラインを組み込んだETFであるJETSを見てみると、コロナショック後全く立ち直る気配はありません。
しかし近い将来このJETSにも必ず買い場がやってきます。その買い場からの上昇局面を、パイロットのライセンスを揃えて迎えられれば最高です。
もし未就職に終わった場合でも、大学に戻って卒業すれば新卒扱いですし。一旦他の業種で仕事しながら機を伺えますからね、ライセンスが揃っていれば。
寧ろ、他業種で経験積んでパイロット以外で稼げる能力を得たあとに航空業界に入った方がいいかもしれません。
どうせ2035年あたりにゃまたナントカショックが来るんでしょうし、これからパイロット目指す年代の人が定年迎える前に、パイロット1人で飛ばせる旅客機が登場する可能性もゼロではないですから。
医師 x パイロットはかなりオススメ
パイロットか医師で迷っている医学生の方には是非とも航大トライして頂きたいですね。
以前書いた記事では医学部に残った方がいいと書いていますが、2年間医学部を休学し航空大学でライセンスを揃え、医学部に戻り医師免許も取得するのもアリ。最短で27歳あたりでパイロットと医師の免許が揃いますから、それから人生の第2幕をのんびり始めても全然オッケーじゃないでしょうか。
これから人生ドンドン長くなりそうですから、能力ある方はドンドン欲張りになっていいと思います。
無理無理言ってくるバカで無能なオトナはフルシカトして是非頑張ってください。
ちなみに神戸大学医学部医学科では3年連続で休学可能です。他の大学でも似たような制度はあるでしょう。
更に、今僕の友達が機長昇格訓練してるんですが、彼と一緒に訓練しているパイロットは医師免許ホルダーです。
ライセンス取るなら早い方がいい
まぁ、いずれにせよ、パイロットのライセンス取るなら早いにこしたことはありません。
早ければ早いほど航空会社に入れるチャンスは増えるワケですし、他業界で修行できる時間も増えるワケですから。
ちなみに、航空大学校は現在飛行教官も募集しています。
民間が採用や訓練を取りやめる厳しい時期に、独立行政法人としての存在感を発揮しその使命を果たさんとされるお姿、航大OBとしては誇りに思う次第であります。