パイロットになるには ブログ

2020年〜2021年に卒業を迎える現役の航大生へ

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日、これから航空大学を受けるのはタイミング的に悪くなさそうだという記事を書きました。

しかし、これから航空大学を卒業される現役の方は辛い。変に慰めても仕方ないのでハッキリ言いますが、暗黒の時代と言ってもいいと思います。特に2020年〜2021年前半に卒業を迎える学生さんには厳しい現実が待っている可能性が高いです。

そんな現役の学生さんへちょっとメッセージ。

 

とにかく絶対に卒業すること

これはもう言わずもがなですが、卒業することは物凄く大切なことです。ライセンスさえ持っていれば数年のうちに必ずチャンスがやってきます。

航空大学は過去数十年の歴史の中で数回の就職氷河期を経験しています。直近では約20年前、だいたい45回生前後の方々です。

あの時も卒業の就職率は半分未満でした。しかし、数年間他業界で働いたり航大の教官として働き、現在はエアラインで飛ばれている方が沢山います。ちょっと数えてみましたが、僕の知り合いの中にも7人いらっしゃいます。

もしかすると、将来への不安から今は回期の雰囲気が暗いかもしれません。卒業試験(計器飛行証明の審査)は就職の合否が出てから行われます。就職率があまりに悪ければ、試験へのモチベーションへ影響するかもしれまさん。

しかし、仙台まで辿り着いた皆さんならご存知のように、審査はチームプレーです。腐らず歯を食いしばって、なんとか全員で卒業できるように頑張ってください。

卒業さえできれば、パイロットへの道は絶たれません。

 

大学に戻れるなら戻りましょう

卒業生の中には、大学を休学している方もいると思います。

そんな方は是非大学に戻り学士を取っておきましょう。僕は大学を卒業してから航大へ行きましたが、逆でも全く問題ないわけです。

寧ろ長い人生を考えると、学士を取れるチャンスだとポジティブに捉えてもいいかもしれません。海外には少数ですがパイロットにも学士を求める会社がありますので。

大学によっては休学手続きを毎年行わなければならないところもあるでしょうから、その辺は抜かりなくやっておきましょう。

 

一旦他の仕事をするなら航空業界は避けたほうがよい

卒業生の皆さんは飛行機の知識を活かせる仕事をしたいと思われるかもしれませんが、あんまりオススメしません(笑)

選択肢があるならば、他業界に就職しそこで全力を尽くしましょう。出来れば、将来的に個人事業主として稼げるスキルが身につく分野がいいと思います。具体的にはプログラミングとかウェブマーケティングとか。この辺の業界は未経験でもけっこう採用してくれます。

例えばこんなかんじ。

まぁ、現在航空業界はどの職種も採用は弱いでしょうね。一方、この時期に採用できる業界は航空業界とは対極にある不景気に強い業界の筈です。

他分野で経験を積み、知識・スキルのポートフォリオをバランス良く構築するにはいい機会だと思います。

 

これからパイロットになる人はパイロット以外のスキルを持つべき

ツイッターにたか機長という方がいらっしゃいます。

彼はパラオで飛んでいましたが、残念ながらコロナで一時休業となってしまいました。しかし、マイクロソフトで長年の勤めた経験を活かしアッサリ再就職を果たされています。

 

 

日本の現役のパイロットにこういうしなやかさを備えた人は、なかなかいないと思います。そりゃそうです。航大入ってからパイロット一本の人生ですから、一歩コックピットから出てしまえば使いモンになりません。

これからパイロットになる方は、たか機長のようなスキルを是非とも身につけるべきだと思います。

なぜなら、コロナを乗り越えてもどうせ10年後にはまた不景気がやってくるからです。今までだってそうでした。リーマンショック、9.11、湾岸戦争などがそうです。

おまけに、これからパイロットになる方は一人乗り旅客機の登場によって職を失う危機に晒されるかもしれません。

リーマン以降、航空業界は好景気に沸いていました。ですから副業等に精を出す必要性を感じていた人は多分少ないはず。

しかし今、コロナの影響を真正面からモロに受けている航大生の皆さんなら、その重要性を理解していただけるのではないかと思います。

一度パイロットになってしまったら、他に就職して見聞を広めるなんてマネはできません。これを好機と捉えて、いずれまた不景気が来ても自分を守れるようにしておくべきだと思います。

 

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