以前こちらの日記で天気が悪い(視程が悪い)ときの着陸について触れましたが、今回のEpisode6はまさにそれです。
6:40からのシーンで、彼らは視程が100mのときも400mの時も進入を開始出来ませんでした。
これはどういうことかというと、パイロットがCAT ⅡまたはCAT Ⅲという、ものすごく視程が悪い状態でもオートパイロットを使って着陸するためのライセンスを保持していなかったということです。成田には釧路や熊本のようにCATⅢに対応した地上施設が備え付けてありますので、パイロットさえ資格をもっていれば、わざわざ千歳に行く必要も無くすぐに着陸できたわけです。
では、香田キャプテンとキムタクのどちらが持っていなかったのか?!
もちろんキムタクです。香田さんは査察操縦士を務める程のベテランキャプテン。必ずCAT Ⅲを持っているはず(もし、香田さんがキャプテンになりたての人であれば持っていない可能性大)。対して、キムタクは副操縦士になって約1ヶ月の新米。恐らく、CAT Ⅰしか保持していなかったのでしょう。CAT Ⅰの場合、視程が550m以上で進入を開始することができます。よって、7:28の視程800mの通報で彼らは進入を決意したわけです。
本日はこんなところですー。
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GOOD LUCK !! Episode 6
2012年7月25日 >