ANZAI, 仕事

標高がやたら高い空港での経験

海外で飛んでいると、日本じゃなかなかお目にかかれないようなものに遭遇します。

やたらエレベーションが高い空港もその一つ。

例えば先日お邪魔したメキシコシティ、空港の標高が約7,000ftもあるんです。MSAは19,400ft笑。標高1,000ftくらいならまぁどってことないんでしょうが、7,000ftともなるとちょっとした細かい変化が色々あります。

例えば、通常飛行機は降下中10,000ftで250ktに減速するわけですが、メキシコの場合計器上17,000ftで減速を開始しなければなりません。フラップを出すのも普段はだいたい6,000ftあたりですが、こちらも計器上では13,000ftでフラップ出さなきゃいけません。まだ10,000ft以上だから余裕だねなんて勘違いしてると、実はもう着陸まで3,000ftしかなかった、なんてアホな事態になりかねないわけです。

まぁ、こんなことちょっと考えれば当たり前の事で、別に考えなくても当たり前のことなんですけどね。でも17,000ftで減速開始するって初めてやってみると結構違和感あるもんなんですね。些細なことなんだろうけど、実際やってみないとピンとこないことってこの世にゃ沢山あるんだろうから、まぁこういう経験も海外ならではってことで日本出てみてよかったよかったと、無理矢理ポジティブシンキングしてるわけ。

 

 

安西副操縦士のログブック | パイロット ログブック


2016-01-24 | Posted in ANZAI, 仕事4 Comments » 

コメント4件

 M.T | 2016.01.24 11:36

ご無沙汰しております。
訓練中で上記のようなことをちょうど勉強していたところなので、興味深く読ませていただきました。

メキシコシティ……
スモッグがたまることでも有名ですね!
今回はカーゴ便でしょうか?

 ボリジ | 2016.01.28 5:37

海抜も日本だったらナントカ山、ヘェ〜(驚)ですが、
上からだってナルホド、底上げなんですね。

メキシコというと、マリアッチ。
賑やかくて陽気な音楽で、疲れていると元気が出るのか、
より疲れるのか(笑)分かりませんが、
日本人的には何と言っても「メキシコ五輪」
杉山と釜本、日本がサッカーでメダルを獲得したんですよ。
当時のフィーバーが薄っすらと記憶の端に…。

 Show | 2016.01.28 6:43

Anzai様

お久しぶりです。一週間に一度ほど拝見させていただいておりました(@ ̄ρ ̄@)

ここ最近1日が雪かきではじまり、おわる。

毎年恒例なんですが、いつもより早く家を出なければいけません。当たり前なんですけどw
専門的な事は分からない、でも、どこか似て非なる所がありそう…

もっと飛んでたい。もう降りちゃうの?そう思いませんか?

私も雪を踏む感触を楽しんでポジティブシンキングでenjoyしてるつもりです( ̄▽ ̄)

 安西 | 2016.01.31 16:04

M.T様
カーゴだったような、、、気がします。飛びすぎで覚えてない、、、

ボリジ様
釜本さんはしってますが、もう一人の方は知りません(; ̄ェ ̄)

Show様
お久しぶりです。離着陸が好きなので、早く降りて早く離陸したいです笑。

Comment





Comment