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みかんさん、ネタ提供あざまーす。その2

みかんさんからいただいたご質問にお答えします

まず海外を目指した理由ですが、単純に昔から海外に憧れてたんですよね、ワタクシ。アメリカに英語留学はもちろんのこと、ブラジルにサッカー留学もしてみたり、、、。あとは世界の大手で飛んでみたいって想いも強かったなぁ。まぁミーハーですね、ハッキリいって。

ワイドボディを飛ばしたいという気持ちはあまりなかったです。既に日本で747乗ってましたし、インターも当然飛んでましたからね。別に小型機でもよったんです。機種よりも「海外の大手で飛びたい」という想いに駆られましたね。うん、やっぱミーハー。

給料は日本のソレよりも遥かによかったけど、ソコはあまり大きな要素ではなかったです。だって金がほしけりゃ低金利の日本で不動産やったほうがどう考えても合理的だったから。実際日本での事業はパイロットの給料を上回る利益を出してくれましたし。アレ続けてりゃ今頃リタイヤしてたでしょうな。。。

さて、現在のポジションに落ち着いた理由ですが、大体みかんさんがおっしゃっる通りです。今いる会社は「泣く子も黙る大手」じゃないけども、健康的な生活できてるし、毎月10連休取れるし、盆正月休めるし、家族とも過ごせるし、まぁ欲しいものは手中にあるかなと思っています。

でも前社への未練がないわけではないです。実は前社のバッチメートが2ヶ月前くらいに機長昇格したんです。数人は不合格になってしまったようですが、私も残っていれば機長だったかも、、、とゆー想いは当然あります。が、あのままロングやってたらやっぱ体が保たなかったような気もします。まぁ、ロングホールのパイロットをやる才能がなかったということなんでしょうね。色々試したけど、ダメでしたから。

さて、最後に海外にチャレンジするかどうかですけど、コレばっかりはその人の趣味・趣向・性癖・宗教・野望・事情etcあるでしょうから、なんとも言えません。ただ、どうしても迷って答えがでないのであれば、思い切ってやってみりゃえーんちゃうかなと思います。一回キリの人生ですから、死ぬときに「あぁオレの人生痛快だったなぁ」と思って死ねたほうがいいように思うんですよ、個人的には。

もしあんとき中東に行ってなかったら、十中八九今でも中東への想いを燻らせてるハズなんです。そういうのはイヤなんですよね、ワタクシ。「まぁとりあえずやりたいことはやったかな」と思える今があるだけでも、あんとき日本を出た甲斐はあったような気がしています。

 

 

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