ANZAI, 日記

実家の近くが戦地でね、家族の事が心配なんだ

ヒースローからの帰りはデッドヘッドということで、操縦を担当するキャプテンへご挨拶。

 

安「どもども、安西です」

 

機「はいはい、モハメッドです、君珍しい顔してるね、何人?」

 

安「日本人でござる。あなたは?」

 

機「へー日本人パイロットなんているんだねウチの会社。僕はイエメンだよ。」

 

安「そっかーイエメンなんイエメン(; ・`ω・´)?!

 

安「イエメンて、、、だいじょぶなん?」

 

機「いやー、全然ダメなんだよね。もう3年間帰ってない。家族にも会えないんだ」

 

安「まじすか。。。」

 

機「ちょうど実家の近くが戦地でね、家族のことが心配なんだ。連絡は一応とれるんだけど」

 

さわやかな笑顔が印象的な好青年モハメッド。年齢は多分安西さんと同じくらい。若くしてキャプテンになったんでしょう。そのあとも少し話をきいたんだけど、「そっかー」しか言えない安西さん。

そりゃそうですよ。

いったい何を言えるでしょう。戦争を知らないアラサー世代の安西さん。銃弾飛び交う戦地の家族を毎晩のように案じる彼に。いったい何を言えるでしょう。

「まぁ、これが戦争なんだよね。それじゃ仕事に戻るよ」

と、去り際もさわやかなモハメッド。

 

ただただ、彼の家族の無事を祈らんばかり。

 

 

安西副操縦士のログブック | パイロット ブログ


2016-11-14 | Posted in ANZAI, 日記5 Comments » 

コメント5件

 すもも | 2016.11.14 21:13

私にもご家族の無事を祈らせてください。

 ★空美★ | 2016.11.14 23:44

なんだか、そういう話を聞くと心が痛くなっちゃうね…辛いね…

日本にいたら、当たり前のように安全に暮らせているけど、その平和な環境を有り難く思わなくちゃいけないよね…

あっくんは、色んな国に行く度にきっと

“あー、なんて日本は安全で恵まれた環境なんだろうー”って、実感しちゃうんかな

そういうことに気づけるお仕事って貴重だなって思うし、本当素敵だなって思うよ

そのご家族様たちが日々無事でありますように…(*´ー`*)

 ボリジ | 2016.11.15 22:14

>まぁ、これが戦争なんだよね。それじゃ仕事に戻るよ

ご無事を祈るしか、言葉もありません。

https://www.youtube.com/watch?v=wxT_8VwUR8s
この動画は戦火でズタズタにされたアフガニスタンです。
政治家は戦争をし、この中村医師のように
戦争の後始末は民間人が…..

無力なふつうの日本人は税金や寄付で貢献しているのを救いとしましょうか…

 通りすがりのK | 2016.11.27 1:12

安西さま、はじめまして!

数年来サイトを拝見してます。いつも
興味深い記事をありがとうございます。

ところで、安西さんをはじめクルーの方は
空港保安検査におけるボディスキャナーを受けれれていますか?

自分は米国出国時は必ずボディスキャナーをオプトアウトして、保安員によるマニュアルのパットダウンに代えてもらいます。X線を使わなくなったとはいえ、ミリ波でも健康への悪影響が払拭できないからです。

https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=117413&pk_campaign=201301-blog-to-twitter

欧州の空港もボディスキャナーが増えたそうですが、強制されそうで欧州に行きたくても行けません。

 安西 | 2016.11.28 16:53

すもも様
祈ってあげてください><

空美様
そうですねー、日本はいいところですね。平和ですから。良くも悪くも。災害はありますけど。

ボリジ様
そうですね、私のような普通の人間にはただ祈る事と税金払う事くらいしかできません。

通りすがりのK様
コメントありがとうございます。毎回やられますね。もうあきらめてます笑

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