今回に株の暴落で積み立てNISA止めちゃった方、います?いませんよね?
もしくはもう嫌だヤメたい!って思ってる方、います?それはいらっしゃるかもしれません。
① 積み立てNISAやiDecoは止めないで!
「つい最近初めて投資を始めました、NISAっていうやつ、、、」
というような方は、ここ最近の株価を眺めて眠れぬ夜を過ごしていらっしゃるかもしれません。
でも大丈夫!やめないで!
特にアメリカ株の長期積み立て投資は勝てる可能性が高いです。
なぜ「米国株の長期積み立て」は勝てる公算が大きいのか
簡単です。今までもそうだったからです。
過去30年のダウのチャートをみると、市場を幾多の暴落を経験し、その度に力強く回復し高値をつけています。
ドットコムバブルに関してはナスダックのチャートの方がわかりやすいですね。
ということで、今回もいずれ回復する公算が高いです。
※チャートは https://www.macrotrends.net/ より引用
今までと同じだとは限らないのでは?
それは確かにそうです。
でもね、株って幾ら儲けるかを考えることも大事だけど、儲かる可能性を考える事はもっと大切なんです。
つまり、確率のゲーム。
10回勝負して6回勝てるゲームなら、賭けてもいいわけです。例え儲けが小さかったとしても。
米国株は過去の暴落を全て乗り越えてきました。つまり勝率が高い。沢山の人がが尊重するであろう事実ですので、長期で米国株を積み立てるコトは、リーズナブルと言えます。
一方、1989年の高値を未だ超えられない日本株はペケです。
アメリカ一極集中が怖いと言う方は、世界株インデックスでもいいと思います。僕は70%米国株(楽天全米株式インデックス)、30%世界株(楽天全世界株式インデックス)の割合で毎月自動で積み立てています。
ちなみに、世界株インデックスの55%は米国株が占めています。
これは世界で上場している企業の時価総額の半分がアメリカにあるからです。日本は7%です。中国が4%しかないのは、中国企業は殆どが上場していない政府系の企業だからです。
ということで、僕のNISAはかなりアメリカに偏っています。
② 個別銘柄
コロナの影響で不況に突入することは間違いないと思います。
でも、だからといって全ての株が下がるというわけではありません。不況に強い株もあるんです。具体的には以下のようなセクターに属する、所謂ディフェンシブな銘柄。
- ヘルスケア ( 例: ファイザー)
- 食品株 ( 例: ケロッグ )
- 通信株 ( 例: AT & T )
HDV
そこで、暴落時にHDVをヨダレ垂らしながら買いました。
HDVとは高配当な79銘柄を集めたETFです。組入銘柄には上述したセクターに属する銘柄が沢山入っています。例えば、Verizon、Johnson & Johnson、Coke-Cola等です(2020/4/16時点)。
4/17時点で、HDVは78ドルをつけており配当利回りは4.7%。暴落時は60ドル付近まで落ちましたが長期保有であれば今からでも充分買っていけると思います。
ギリアド・サイエンス(GILD)
ギリアドは米国の医薬品の開発・商業化を行うバイオ医薬品企業です。
上述したヘルスケアのグループに属し、これからの不況に強い銘柄です。また、ギリアドは伝染病の分野でトップの企業です。インフルエンザのタミフルを作ったのも、もともとこの会社です。実績のある大企業ですので薬を大量生産する能力を有しており、不謹慎ながらコロナウイルスの恩恵を受ける企業と言えます。
飛行機に例えるなら、真冬の日本上空をアメリカに向けて飛ぶB747-400。信頼性の高い名機がジェットストリームに乗ってカッ飛ばしているといワケ。
利回りが良いので数年前から何となく保有していましたが、今回買い増ししました。4/17時点で82.8ドル、配当利回り3.2%。まだまだ買っていける水準だと思います。こちらも長期でみています。( HDVよりは短いスパン )
まとめ
ということで、シロートの僕が今、株でやっているコトを書いてみました。
とはいえ、①でお話したことは皆さんにオススメしてもいい内容だと思います。まだNISA等を始めていない方は、今は始める好機です。
ただ、今後コロナウイルスのハンドリングに間違いがあれは、インデックスもETFもまた大幅に下がる可能性があります。
しかしその場合も、いま持っている分は売りません。NISAの積み立ても淡々と続けますし、HDVも資金に余裕があれば買いまします。ギリアドに関しては、そういう状態になってしまったら値を飛ばすのではないかと思っています。
ちなみに、紹介したインデックスは楽天の名を冠していますが、他の証券会社でも購入可能です。僕は楽天証券とマネックス証券、妻はSBI証券を使っています。