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「パイロット 辞めたい」で検索すると...

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「パイロット 辞めたい」で試しに検索してみると、検索上位に出るわ出るわ転職系の記事www

読んでみると、テンプレにパイロットという文字をブチこんでるだけなんで、内容メチャクチャ。体験談も完全に適当。

記事の最後には当然「パイロット辞めたいアナタはリクルートに登録!」と書いてあるワケですが、あんなテキトーな内容読まされた後に登録しようなんて思う人いるんですかね。

9,500文字にも及ぶ長文のうち9割がテキトーな内容でしたが、ちょっとイイことも書いてあったので抜粋して解説してみます。

ちなみにこの記事は2,700字ちょいです。

 

パイロットを辞めたい理由【人間関係が悪い】

パイロット 辞めたい

これは当たらずも遠からず!

とくに副操縦士にとっては、嫌なキャプテンと飛ぶときは結構なストレスになります。スケジュール発表の日、そのキャプテンの名前が月末に入っていようもんならその月はもう最悪な気分で過ごさなければなりません。

ただ、いつもそのキャプテンと飛ぶわけではないところが、オフィスで働いている方とは違うところですね。毎日のように嫌いな上司の顔を見なければいけないワケではありません。

僕自身も日本にいた時に飛びたくないキャプテンはいましたが、そこまで辛いと思ったことはないです。また、海外だと嫌なキャプテンに出くわす確率は日本よりだいぶ少ないと思うので、コレで悩んでる方は海外に出るといいかもしれませんね。

あ、旧ANKのFOさんにも海外はオススメ。

 

パイロットを辞めたい理由【残業が多すぎ】

コレは嘘です笑。

パイロットはスケジュールに従って仕事をしますので、残業はありません。運航本部長みたいな方々はわかりませんが、ヒラのパイロットは仕事終わったらまっすぐ帰ります。

ただ、日本の航空会社の場合、訓練じゃなくてもフライト後、機長が副操縦士にブリーフィングをするという文化があります。

会社によっては、副操縦士は機長よりも30分ほど早く出社して資料に目を通しておくという文化もありますね。

CAさんもチーパーさんがフライト後ブリーフィングをすることがあります。

こういうのは、海外ではあまり見ない光景ですね。どいつもこいつも光速帰宅。

 

パイロットを辞めたい理由【休めない】

パイロット 辞めたい

僕が日本で働いていた会社で有給が取れなかったなんてことはありませんでした。

でも、LCCとかだとそういうこともあるのかもしれませんね。

ただ、正月は休めないと思った方がいいです。繁忙期ですから。パイロットになった瞬間、年末年始に休めない人生が始まります。

でも、今僕がいる台湾の会社は必ず年末年始休めます。

なぜなら台湾人は旧正月に休むので日本の年末年始には休みをリクエストしないんです。コレは中華圏の航空会社で働くことの大きなメリットかなと思います。

毎年実家で家族と過ごせて超絶ハッピーです。

 

パイロットを辞めたい理由【昇給・昇格がない】

いやいやいや、めっちゃありますwww

昇給と昇格だけがモチベーションだと言っても過言ではありません笑。

例えば僕の場合、訓練中の年収は300万でしたが、副操縦士に昇格した年から1,000万に上がりました。

もしそのまま会社に残っていれば5年後にATPLという資格を取り、2,000万弱まで上がっていました。

さらに数年後機長になれば2,500万程度にはなっていました。

 

パイロットを辞めたい理由【生活リズムが乱れすぎ】

これはあります!

国際線のパイロットに一度なってしまったら規則正しい生活には二度と戻れません。

昔、国際線を飛んでいたのがJALのみだった時代、JALのパイロットは短命だと言われていたそうですが、決して誇張ではないと思います。

では、国内線のパイロットであればオッケーかと言われれば必ずしもそうではありません。早朝便や最終便を担当しますので、一定のリズムで生活することはまず不可能です。

ただ、ターボプロップ(プロペラ機)で地方路線を飛んでいるような会社だと、ある程度規則正しい生活が送れる場合もあるようです。

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パイロットを辞めたい理由【責任が重すぎる】

パイロット 辞めたい

うん、コレは嫌になる人がいるかもしれませんね。

重責ある仕事を誇りに思える人もいれば、逃げ出してくなる人もいるでしょう。

でも、パイロットって、みんなけっこう淡々と仕事してると思いますけどね。

淡々と準備し、淡々と仕事をこなし、淡々と家に帰る。なんかトラブルあればホンキ出すけど、今日も明日も平和なフライトだったらいいなぁ。

そんなノリだと思います。

お客様の命がぁぁぁぁ

みたいなプレッシャーと常に戦いなが飛んでいるってカンジでは無いです。

何もないことを願いながら、それでもいつか来るかもしれない緊急事態に静かに備えているようなイメージでしょうか。

ちなみに、イチロー氏が以前こんなことを言っていました。

プレッシャーがかかる選手であることを誇りに思う

僕自身も、プレッシャーがかかる仕事を任せてもらえることを、それなりに誇りに思ってます。

 

パイロットを辞めたい理由【待遇が悪い・ボーナス出ない】

パイロット 辞めたい

待遇についてはコチラに記事をまとめてありますので、是非読んでみてください。良いと思うか悪いと思うかは人によると思いますので。

ボーナスが出ないとも書いてありましたが、ちゃんと出ます。

ボーナスについてはコチラに書きました。

 

パイロットを辞めたい方へのアドバイス

まぁ、サクっと辞めちゃうのも別にいいと思いますけど、以下のような理由で辞めたいと思っている方は海外に出てみるのもいいかもしれません。

  • 嫌な機長と飛ぶのがストレス
  • スケジュールがキツすぎ
  • JCABが色々とアレ
  • 日本の会社が合わない

海外に出るには色々と労力が要りますが、いきなりパイロットそのものを辞めるのに比べれば、少ない勇気で実行できると思うんですよね。

副操縦士の方の場合、海外に出るにあたってFAA ATPLをアメリカで取得することになると思います。僕はユナイテッド航空の777の機長さんに師事したわけですが、とてもいい経験になりました。

とりあえずATPLだけでも取りに行ってみると、パイロットという仕事に対する見方が変わって、海外へのモチベーション上がるかも。

オススメは台湾の大手ですかね。

スケジュールもいいし、盆正月休めるし、日本近いし、変な機長少ないし、基本台湾人はみんな親切だし。

海外行ってみたいけど、中東とかはアレだし、海外経験も多くないから勇気でないな〜という方にはとってもいいと思います。

僕も大変気に入っています!

 

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