ANZAI, 日記

訓練に於ける日本と海外の違い

訓練中、日本と違うなーと感じたことでも書いてみます。

まぁ、海外つっても1社しか知らんけど。

まず驚いたことは、暗記物が少ないってことですかね。

例えばリミテーション。日本の会社ではMaximum N1やらEGTを記憶しなければなりません。審査でも覚えているかどうかを確認されます。(会社や審査官にもよるでしょうが)

しかし、現在の会社ではそれらの数字を覚える必要はなく、「計器の赤い線を越えないように」とだけ書いてあります。EGTどころか、MmoやVmoすら書かれておらず、やはり赤い線越えんなよとだけ書いてあります。他の資料に数字が書いてはありますが、覚える事は要求されていません。当然、Vaなんかも書いてありません。教官にVaってどこに書いてんの?って聞いたら何それって言われてポカーンてなりました。確かに要らんかもしれんけど。。

こちらのライセンスを取得するために航空法の学科試験を受けた時も余裕のオープンブック。なんの勉強もせずに試験会場へ赴き、渡された航空法の本を見ながら問題を解きます。あぁ、日本じゃ徹夜で暗記したな〜あれは何だったのか、とか思いながらちょっと遠い目で会場を後にしました。

そういや、アメリカでライセンスとったときも暗記物少なかったな。まぁ、アメリカさんが要らんつってんだから要らんのだろーな。エアバスは知らんけど。

 

 

 


2015-06-24 | Posted in ANZAI, 日記11 Comments » 

コメント11件

 Seiya | 2015.06.24 20:00

今通っているアメリカの大学は数学のテストも公式をメモした紙を持ち込んで良かったりします。
暗記で思い出しました、パイロットは自分が乗務する路線で使うRadioの周波数は全部覚えていると聞いたのですが、かなり大変ではないですか?

 安西 | 2015.06.27 5:55

Seiya様
全然覚えてないですよ。何度も飛んでるうちに覚えてしまう事は沢山ありますが、覚える努力はしてないですね。周波数変わる事もありますし。

Takashi様
日々の安全運航お疲れさまです。頑張って暗記するのが日本の文化と言うか美徳なんでしょうかね。まぁ、いいですけど。

ポリジ様
アメリカの会社に乗るとものすごいサービス受けますからね。機内もビジネスなのに汚かったり、、、。お国柄が色々楽しめます^^

へなへなたか様
情報ありがとうございます。検索してみたいと思います!

 Takashi | 2015.06.25 12:21

日本の某航空会社の地上運航従事者をやってます。パイロットの方とは比べられませんが、私たちも、やはり、特にリミテーション関係の暗記は多くて大変です。いつも思うのですが、予め機種は分かっているのだから、システム上に、しきい値が表示されるようにしてくれれば、間違いも少なくなると思うのですが、やはり暗記頼りで、同じくチェックで聞かれます。頭が悪いので大変です。これ以上、機種が増えませんように、、、
では、良いフライトを!

 ボリジ | 2015.06.26 10:26

乗客側から見ての違いもあります。
電子機器の扱いも自己責任なのか、CA さんは日本ほど注意しません。
地方便の航行中に前のオッさんのケータイから昔の「リーン、リーン」が3回も。
ナントカにナントカ、機内モードも分からないようで、
CA さんに聞きに行ったようでした。
その飛行機、
点検故障で出発が遅れて乗継ぎにギリギリという段階でゴーアラウンド。
パイロット氏も負けてはいず、着陸後にケータイの所為だと機内アナウンス。
そのオッさんの周りでは失笑が漏れ、日本人の私はアレアレ?でした。

国際線コードシェア便の場合、移動手段としての海外と、
「おもてなし」の日本式とに温度差があって、日本人 CA さんは
仕事が丁寧だけど時間がかかる。
海外の達人になるとコップを2つ持って、一度に注いでいますから(笑)
配り物も2倍のスピードです。
海外旅行に出かける日本人の場合と、ビジネスや実家を往復するための
交通手段としての海外では客側のニーズもかなり違い、
その辺の臨機応変さがないと笑顔が減りますね。

 へなへなたか | 2015.06.26 22:06

お疲れ様です。
2年くらい前、南半球で働く日本人に、

「エアバス操縦の極意」

というタイトルでブログの記事を書いておられる方がいます。
長年拝読しておりますが、なかなか興味深い内容となっております。
日本と海外の訓練・操縦のとらえ方の違いについて非常に面白詳しく(?)書かれてあったと思います。

検索すれば引っかかってきますので、ご一読のほど。。。

個人的には安西様同様、彼を応援せずにはいられません。

 Pilot | 2015.07.20 4:22

“なんの勉強もせずに試験会場へ赴き” って、安西さんそれでよくも人の命を運ぶパイロットやってられますね。同業者として恥ずかしく無いですかこんな書き方 ?

 ユージ | 2015.07.20 18:16

なんの勉強もせずに行ったなんてまたまた〜勉強できる人が言うやつじゃないですか!
高校時代にもいましたわー。俺全然勉強してねーとかいって超点数取るやつ。天才かコソ勉の超努力家かのどっちかですよね。
怠け者で凡人の私は「鵜呑み」にして赤点取ってましたけど笑

そんなこと言いながら、日本のどの航空会社よりも評価の高い世界1.2を争う会社で、日本語が通じない中で、生活環境も何もかもが違う中で、副操縦士になられた安西さん。
何を言ったって、取り繕ったって結果に出ちゃってますよ!
ほんと謙遜するんだから〜

 amiima | 2015.07.20 20:31

ホントホント!ユージさんの仰る通り、
影ながら人一倍、いや10倍は努力していらっしゃる安西さん、さすがです。
安西さんの並々ならぬ努力、みなさん分かっていますとも(-_^)
そんな安西さんをいつも尊敬してます。
何の努力もできない私は、安西さんの爪の垢でも煎じて飲みたいくらいですよ〜( ̄▽ ̄)
って、安西さんを知っているかのように語ってしまってごめんなさいm(_ _)m
安西さんのブログはすっごく面白いので、本で出してもらいたいくらいです〜

 ボリジ | 2015.07.20 21:57

どんなに謙遜されても難関を突破した方々。
>ああ、日本で徹夜で暗記し…..とありますよ。
人それぞれですから、ご自分のブログに書き込まれたのでなければ、
見解の相違はスルーするのがエチケットかと思います。

敢えて言えば「謙遜のし過ぎは当て付けになる」とは
聞いたことはありますが。

ところで「能ある鷹は…..」海外だとどうなんでしょう?
米国あたりだと益々爪を研いでいるとか?(笑)

 トニー師匠 | 2015.07.21 0:50

”なんの勉強もせず” 合格しているんだから他人から何も言われる筋合いはありませんよ。
もし不合格であれば「同業者として恥ずかしく無いですかこんな書き方 ?」って言われるかもしれませんが、、、

そもそも文化が異なり、日本のように過去問も無ければ、先輩期からの資料も無く、当該国の航空法ですら書籍として発行されていないような国において慣れない英語で航空法の学科試験を受験するプレッシャーは想像を絶するものがあります。
同業者ならそれくらい分かって当然だと思いますよ、、、もちろん日本の航空業界が世界で一番だと未だに信じ、そこしか見えていない同業者は別ですが。

 安西 | 2015.07.21 12:49

師匠、、、みんな、、(´;ω;`)ブワッ

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