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訓練に於ける日本と海外の違い

2015年6月24日 >

訓練中、日本と違うなーと感じたことでも書いてみます。

まぁ、海外つっても1社しか知らんけど。

まず驚いたことは、暗記物が少ないってことですかね。

例えばリミテーション。日本の会社ではMaximum N1やらEGTを記憶しなければなりません。審査でも覚えているかどうかを確認されます。(会社や審査官にもよるでしょうが)

しかし、現在の会社ではそれらの数字を覚える必要はなく、「計器の赤い線を越えないように」とだけ書いてあります。EGTどころか、MmoやVmoすら書かれておらず、やはり赤い線越えんなよとだけ書いてあります。他の資料に数字が書いてはありますが、覚える事は要求されていません。当然、Vaなんかも書いてありません。教官にVaってどこに書いてんの?って聞いたら何それって言われてポカーンてなりました。確かに要らんかもしれんけど。。

こちらのライセンスを取得するために航空法の学科試験を受けた時も余裕のオープンブック。なんの勉強もせずに試験会場へ赴き、渡された航空法の本を見ながら問題を解きます。あぁ、日本じゃ徹夜で暗記したな〜あれは何だったのか、とか思いながらちょっと遠い目で会場を後にしました。

そういや、アメリカでライセンスとったときも暗記物少なかったな。まぁ、アメリカさんが要らんつってんだから要らんのだろーな。エアバスは知らんけど。

 

 

 



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