前回の続き。
もし安西さんがパイロットになりたい大学生だったらどんな生活を送るでしょう
うーん、コレなんてどうでしょう。
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大学時代やらずに後悔したことはありますか?
あとは、コレなんかも素敵です。大学最初の一年間で100万貯めて株式投資とか。
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①株って何?!
②キャリアパスが台無しになるような事態に遭遇することに備えよ!
③なぜ株なのか?
④いつ株式投資を始めるのか?
⑤大量の負け組を生み出すニューエコノミー そこでの身の施し方
ちょっと安西さん、パイロットになりたいのに自給自足とか起業とか株とかカンケーないし!!
なんて声が聞こえてきそうですが、パイロットになるための勉強はパイロット養成機関に入ってからで十分間に合いますので、そこに行くまではパイロットになること以外のことを沢山考えた方がいいと思います。
あのですね、エアラインパイロットになるってどういうことかわかります?
それはですね、雇われの身になるということなんです。
「エアラインパイロットになりたいです!」と「社畜になりたいです!」ってのは同義なんですよね。
「会社という組織に所属してそこから給料もわらないと生きていけない存在になります!」と宣言してるに等しいわけ。
これはもう圧倒的な事実であり、インド人のおっさんが言ってるパイロットとしての誇りとか自覚なんてのとはまた別のお話なんです。
パイロットになりたいと思う人に伝えたい
パイロットを目指す人は、雇われの身になるからこそ、クビになっても自分で食って行ける自給自足の能力や、キャリアパスを台無しにされても起業や投資で家族を養っていける能力を身につけるべきだと思うんです。
あ、もちろん航空大学や自社養成に合格できる学力を身につけるための勉強もコツコツ頑張ってくださいね。大学合格したときの学力キープできてれば十分だと思いますので。
いやーこんなんじゃもう全然大学生活エンジョイできなそうですけど、エンジョイしなくていいです。
日本の大学生みんなが飲みサークルとか卒業旅行やらにうつつ抜かすの即座に止めて海外の大学生のように勉強すれば日本のGDP0.1%くらいすぐ上がるんじゃないかなw。
最後にですね、こういう書き方してると
「そんなことばっか考えてるパイロットが運転してる飛行機には乗りたくありません」
とかいう御花畑さんが湧いて出るんですけど、そういうのはもう無視。
9.11でどれだけのパイロットが職を失ったと思います?
パイロット不足がニュースを賑わす昨今ではありますけどね、あんな大事件がまた起きようもんならパイロットの需要スッ飛んじゃってもおかしくないわけ。
事件が起きなくても、ただでさえ景気に左右されやすいこの業界。
加えて、自分のミスでクビになることだってあるわけなんです。(ちなみに彼は未だアフリカで職を見つけられずにいます)
いつクビになるかわわらない漠然とした不安を抱えるパイロットが操縦する飛行機より
まぁ今クビになっても畑と副業あるからなんとか食っていけるかな
ってニコニコしてるパイロットが操縦桿握ってる飛行機の方がいいと思うんですよね、僕は。
パイロットになるには美術系・芸術系の学部もいいんじゃないかという記事はコチラ。
パイロットになりたい方向けの記事をコチラにまとめました。
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