もう6月ですね。
台湾が中国からの入国に規制をかけたのは確か1月25日だったかな。
アレからもう4カ月以上人類はコロナと戦っているわけですが、国によっては徐々に回復へ向けた計画が打ち出されている様子。
コロナからの回復はアジアから?【パイロットの仕事も戻ってくるか...】
アジア界隈でいくつかポジティブなニュースを見かけましたので、ちょっと見てみまししょう。
例えばベトナム
コチラの記事によると7月1日より電子ビザの発行を一部の国に認めるとのこと。
ベトナムの感染者は328人、死者はゼロです。
これ、ホントなんですかね。素晴らしい数字。
でも確かにベトナムは対応が早かったんですよ。2月1日には中国・マカオ・香港からの入局を拒否してましたから。
ベトナムが中国、澳門、香港、台湾からの便を受け入れ拒否。発表に伴い途中で引き返した便が発生した模様。アジアのエクスパットパイロット界隈はザワついてるんじゃないでしょうか。安西さんもクビ切られた時の準備を...(まだ未確認情報ですが台湾だけは解除されたとにこと)https://t.co/sr6VJ2FM4Z
— 安西副操縦士 (@ANZAImitsuyoshi) February 1, 2020
既にベトナムに向けて出発済みだった航空機もダイバートを余儀なくされました。
やはり台湾に対しては直後に解除されたみたいです。手違いだったのかな??
発表された時に既にベトナムに向け飛んでいた台湾からの便はダイバートを余儀なくされたようで...かわいそう...#新型コロナウィルス https://t.co/ARV91Pq3O1 pic.twitter.com/eDYwIpiEb5— 安西副操縦士 (@ANZAImitsuyoshi) February 2, 2020
そういえば2日前、CNNがなぜ1億近い人口を抱えるベトナムがこんなに成功したのかという記事を書いていました。
ちなみに5月、僕も仕事で2回ベトナムに飛びました。
操縦席から出発準備をしているベトジェットのA320が見えたんですが、搭乗待ちのお客さんが80人ほど列をなしていました。
おそらく、国内線はある程度人の動きがあるんでしょうね。
台湾でもこのようなアナウンスがありました
簡単に要約すると以下の通り。
防疫旅行(ファームツアー)の推進と交通機関規制の一部を緩和。
安心旅行推進(国内旅行)と公共交通機関の規制全面緩和。
第三段階 10/1-12/31
海外旅行及び入出国規制(水際対策含む)を徐々に緩和。航空便の乗り継ぎと入国後の公共交通手段等の制限を解除。
台湾からグアムに行けるようになる?
5/30日にグアムが7月から台湾からグアムへの旅行を許可するという記事が出ています。
ただ、台湾に帰国した際やはり14日間の隔離対象になってしまうので、現実的ではありませんが。
日本や韓国からの入国も許可すると書いてあるので、グアムとしては少しでも早く観光客に帰ってきて欲しいということなんでしょうね。
コロナ抑え込みに成功した国同士の行き来だけでも今年中に復活してパイロットの仕事が少しでも戻るといいが...
おそらく、ワクチンが世界に行き渡るようになるのは来年のことでしょう。
また、第二波が秋以降やってくるという話もあります。
しかし、とりあえずはある程度押さえ込みに成功した国や地域同士で行き来が可能になるといいですね。
ベトナム以外で抑え込みに成功していると言えるであろうアジアの国や地域をいくつかピックアップしてみました。
- 香港 感染者: 1,088人 死者: 4人
- 台湾 感染者: 433人 死者: 7人
- カンボジア 感染者: 125人 死者: 0人
- ラオス 感染者: 19人 死者: 0人
- マカオ 感染者:45人 死者: 0人(全ての感染者が回復済)
当記事の感染者や死者に関する数字は2020年6月1日時点でこちらのサイトに掲載されているものです。
https://www.worldometers.info/coronavirus/
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