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Red Ocean

2014年1月1日 >

10年後に食える仕事、食えない仕事
http://www.amazon.co.jp/dp/4492261036/ref=rdr_ext_tmb
という本にパイロットについての記述がありました。
以下抜粋。
機長として何時間飛んだか、といった世界共通のルールで評価され
国籍や人種が関係ないのは確かなのであるが、
宇宙飛行士ほどの高度な知識集約型ではない。
コンピュータ化も進み、自動化・汎用化が進み、重力の世界に片足を突っ込んでいる。※1
テロやハイジャックなど高度な判断も時には要するが、ルーティン化しつつあり
技能集約的とも言える。
10年後を考えると、特にこれまで待遇が恵まれすぎていた日本人パイロットの
相場が上がることはありえず、JALや他の外国航空会社との待遇格差は
是正されていくと考えるほかない。※2
つまりじり貧だ。
高い理由のほとんどは、企業別組合と
それを説得できないことなかれ主義の経営者にあるからである。
抜粋終了〜
さて、みなさんどう思われますか?
著者の主張するように、最後の砦、ANAの給料でさえ下がってしまうと思いますか?
もし、上記の記述が真実だとして、それでもパイロットになりたいですか?
※1
本書で言う重力の世界とは所謂Red Oceanのこと。
競争が激しく、それほど難しい仕事ではない為給料が下がりやすい
ってことでしょう。
※2
本書によると
ANAで平均年収2000万
JALは1200万



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