コロナの影響で非常に苦しい戦いを強いられている航空業界。
しかし、台湾の大手航空会社は現在もパイロットの採用活動を行っています。
今日はそんな台湾に於けるパイロットの年収について書いてみませう。
エバー航空のパイロットの年収
それでは早速いってみましょう。
エバー航空のパイロット(副操縦士)の年収は約1,100万円(額面)
内訳は以下の通り。
- 月収71万円X 12ヶ月
- ボーナス1ヶ月分
- 家賃補助210万円/年
以上を全て合わせると年収は約1,100万円になります。
上記にはパーディアム(食事代)などの諸手当は含まれていません。
ここでいうボーナスについてですが、エバー航空では月収1ヶ月分のボーナスは必ず支払われます。つまり1年間に13ヶ月分の給料が支払われると考えて差し支えありません。
台湾では13〜21%の所得税が課せられます。
しかし、外国人に対しては毎年税金還付が行われます。年収1,100万程度ですと実質的な所得税は5%程度に落ち着くはずです。したがって、手取り年収は1,045万あたりになります。
エバー航空のパイロット 【その他の待遇】
- 病気休暇年間30日
- 有給年間22日
- 3年間の契約社員
エバー航空に関する待遇はリンクページに載せているエージェント(APAS)のサイトで一般公開されています。
中華航空のパイロットの年収
中華航空のパイロットの年収に関してどのエージェントも公開していないようですので、僕の手元の資料に基づいて書きます。参考までに。
中華航空のパイロット(B777の機長)の年収は約2,000万円(額面)
内訳は以下の通り。
- 月収130万 x 12ヶ月
- セーフティボーナス50万円
- 家賃補助380万/年
以上を全て合わせると年収は約2,000万円になります。
中華航空のパイロット(B777の副操縦士)の年収は約1,200万円
内訳は以下の通り。
- 月収77万円 x 12ヶ月
- セーフティボーナス50万円
- 家賃補助215万円/年
以上を全て合わせると年収は約1,200万円になります。
スターラックスのパイロットの年収
スターラックスのパイロットの給料は、機長・副操縦士共に、大手の月収に約2,000USD加算した程度になると言われています。
年収にすると、だいたい260万円上乗せということですね。(1USD108円として)
スターラックスのパイロットの年収に関しては正式なアナウンスはまだありません。噂です。
本投稿では1台湾ドル3.5円で日本円に換算しています。
パイロットの年収に関する記事をコチラにまとめました。