先日、台湾から200万枚のマスクが日本に送られましたが、台湾でのマスク事情を少しお話しします。
台湾ではマスクは足りている
台湾では、台湾人にも台湾在住の外国人にもマスクが行き渡っています。
2週間で大人は9個、子供は10個マスクを買えます。買える個数は少しずつ増えています。
マスクの購入履歴は所謂マイナンバーで管理されており、買い占めやインチキは出来ません。
マスクの供給にITを駆使
台湾では写真のようなアプリが使われています。
このアプリでは、どこに薬局に何個のマスクがあるかを調べることができます。
これにより、行ってみたらマスクが売り切れていたとか、長蛇の列に並んでいる間に感染してしまうリスクを減らすことができるのだそうです。
また、こちらのサイトに登録すると、最寄りのコンビニやスーパーでマスクを受け取ることもできます。eMaskと呼ばれています。
マスクの入手を簡単にすることで、マスクの着用率を上げる狙いがあるとか。
台湾人の予防に対する意識は高い
SARSに苦しめられた経験がある台湾は、国だけでなく国民も予防に対する意識が高いように思います。
台湾の電車はマスク無しでは乗れない
マスク無しだと駅員さんに止められます。写真のように電車内はマスク着用率100%。
また、先日うっかりマスクをポケットに入れたままタクシーに乗った時も運転手さんに「マスクはないのか?」と聞かれました。マスクをしてないと入れてくれないお店もあります。
街の中での対策あれこれ
街の中のいたるところに消毒液が置いてあります。
バスに乗る時も、乗車前に運転手さんがシュッとしてくれます。
新幹線は席と席の間隔をとってチケットを販売しています。
デパートの入り口では必ず検温されます。
現時点の感染者・死者
こちらのサイトによると、4/24の時点で台湾での感染者は428人、死者は6人です。
見事に抑え込んでおり、台湾では至って普通の生活が送られています。休業している飲食店は僕が知る限りありません。
暇なのはパイロットだけかも。
一方、抗体を持っている人が少ないため、通常に状態に戻った際に二次感染が起きてしまうと爆発的に広がってしまうにではないかとも言われています。
✈︎