駐機場から滑走路まで、または着陸後、滑走路から駐機場まで行くことを「TAXI」といいます。パイロットはTAXIを開始する際、管制官に"REQUEST TAXI !"と言うのです。
で、そのTAXI WAYが場所によってはとっても複雑です。とくに成田はわかりにくい。よって、道を間違えることがしょっちゅうあるんです。街中で車が道を間違えるくらいの確率で間違えます。(正確には、間違えそうになります。)しかし、飛行機の場合、車と違って道を間違えるということは『管制指示違反』であり、場合によっては処罰の対象になりかねません。うっかり滑走路に入ってしまおうものなら国交省のお偉いさんに怒られるどころか、下手すりゃ大事故です。
今日もありました。夜でTAXI WAYが見えづらい空港だったので、キャプテンと「ゆっくりいこうね」なんて話していたにも関わらず。
「じゃ、ここまがるよー」
『だーーーキャプテン、もいっこ先!先っ!』
「おーーーっとととと、、、」
みたいな。
もちろん自分が操縦しているときも気が抜けません。駐機場に到着し、エンジンをシャットダウンするまでは、決して油断は禁物なのです。
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TAXI
2012年7月24日 >